「初恵比寿大祭」
カテゴリ:イベント情報 2011年1月20日
海に向かって「ワッハッハ」と初笑いする志摩浜島の奇祭「初恵比寿大祭」が1月20日本日、志摩市浜島恵比寿神社で行われた。
英虞湾と太平洋熊野灘を一望する小高い丘は「恵比寿ヶ丘」と呼ばれています。
この丘には、浜島氏神様の宇気比神社境内社の恵比寿神社があります。
もともと恵比寿尊の木像(享保年間の作、高さ三尺)が安置されていましたが、長い年月風雨にさらされて痛みが激しく、明治末期に朽ち果ててしまったため、昭和七年、地元有志によって現在のコンクリート製・高さ約2メートルの巨大恵比寿像が再建されました。
この恵比寿像は別名「鼻欠け恵比寿」と呼ばれています。
いつの頃からか、夜密かに漁師たちがこの恵比寿像の鼻をお守りとして削り取って行く習慣があり、そのため何時も鼻が欠けていることに由来しています。
「鼻を取る」ことは「端(はな=先)を取る」に繋がり人に先んずることを意味します。誰よりも先に漁場に着いて大漁に恵まれたい、そんな漁師の素朴な願いが、この習慣には込められています。
写真は一年に一度しか見ることのできない鼻のある恵比寿像です。
初恵比寿大祭の日には、恵比寿さまの鼻はきれいに化粧直しされます。
英虞湾と太平洋熊野灘を一望する小高い丘は「恵比寿ヶ丘」と呼ばれています。
この丘には、浜島氏神様の宇気比神社境内社の恵比寿神社があります。
もともと恵比寿尊の木像(享保年間の作、高さ三尺)が安置されていましたが、長い年月風雨にさらされて痛みが激しく、明治末期に朽ち果ててしまったため、昭和七年、地元有志によって現在のコンクリート製・高さ約2メートルの巨大恵比寿像が再建されました。
この恵比寿像は別名「鼻欠け恵比寿」と呼ばれています。
いつの頃からか、夜密かに漁師たちがこの恵比寿像の鼻をお守りとして削り取って行く習慣があり、そのため何時も鼻が欠けていることに由来しています。
「鼻を取る」ことは「端(はな=先)を取る」に繋がり人に先んずることを意味します。誰よりも先に漁場に着いて大漁に恵まれたい、そんな漁師の素朴な願いが、この習慣には込められています。
写真は一年に一度しか見ることのできない鼻のある恵比寿像です。
初恵比寿大祭の日には、恵比寿さまの鼻はきれいに化粧直しされます。